【第4段】高校受験

 

こんばんは!

 

たちばなです。

 

今回は「高校受験」をテーマにお話ししていきたいと思います。

 

僕が高校受験をしたのは2013年の2月くらい。

 

約7年前になります。

 

誰もが人生で1度は通る高校受験。

 

僕は高校受験で少し変わった経験をしました。

 

その経験についてご紹介したいと思います。

 

中学3年生の夏。

 

部活を引退した頃から、塾の夏期講習に参加して少しずつ受験に向けて勉強していた。

 

勉強を進めていくと同時に、高校のオープンキャンパスにも参加して行きたい高校を探していた。

 

そして、色々な要素を踏まえた上で、公立の高校に進学することに。

 

オープンキャンパスを一通り終えて、自分の中で行きたいと思ったのがA高校だった。

 

理由は、偏差値が自分が目指せる範囲でかなり高く、土曜授業もあってかなり勉強熱心なところに惹かれたから。

 

親とも相談し「公立はA高校で行く!」と覚悟を決め、受験勉強に取り組んでいた。

 

それから年が明け、2月に公立高校の入試に向けて願書の提出をしなければならない。

 

同級生の友達2人と一緒にA高校に願書を出しに行った。

 

高校に到着すると、願書を出すために廊下に学生がずらーっと一列に並んでいた。

 

僕たちもその列に並んだ。

 

しかし、並んでいる最中に僕の中で大きな違和感を感じた。

 

どんな違和感か。

 

それは、

 

他の学生達がめちゃくちゃ大人しいこと。

 

先生の態度が気に食わなかったこと。

 

つまり、直感的に自分がイメージしているような明るい未来に向かって並んでいる感じがしなかった。

 

しかし、願書を出しにきた以上、出して帰らない訳には行かないと思い、願書を提出。

 

その帰り道。

 

1人で考えごとをしていた。

 

受験をやめるかどうか。

 

そして1時間くらい真剣に考えた結果、自分の中で「受験をやめる」という結論に至った。

 

その日、塾があったので、A高校を一緒に受ける友達に早速その旨を報告。

 

友達はたしか止めにかかってくれた気がする。

 

でも僕の気持ちは変わらない。

 

塾が終わって家に帰ると、思い切って母親にも僕の意思を伝えた。

 

すると、母親は猛反対して、ついには家族会議が始まった。

 

その頃の僕は親にしっかりと理由を伝えることができなかった。

 

動機が直感的なものだったから、どうやって言葉にすれば良いか分からなかった。

 

たしか理由の1つ目に「可愛い女の子が全然いなかったから」って言ったのは覚えている。

 

最低な男だ。

 

もちろんそんな理由じゃ説得させることなんてできない。

 

しかし、うまく言葉にできない。

 

説得力は皆無。

 

会議の中で親の言い分を聞き、自分の中で納得することができたので、最終的にA高校を受験することに。

 

受験するとなれば、それからはA高校の受験に向けて猛勉強。

 

受験当日、無事に全力を出し切ることができた。

 

そして合格発表の日、友達2人と友達のお母さん2人と共に高校へ合格発表に行った。

 

合格者の番号が発表される掲示板の前で暫く待っていた。

 

そして、合格発表の定刻となり、掲示板にずらーっと受験番号が掲示される。

 

自分の番号を必死に探した。

 

しかし、探しても探しても自分の番号は見つからない。

 

友達2人は自分の受験番号を発見して、めちゃくちゃ喜んでいる。

 

え、番号がない…

 

落ちた…

 

その事実を受け入れると、かなり凹んだ。

 

めちゃくちゃ凹んだ。

 

でも、すぐ側には友達と友達のお母さんがいた。

 

素直に合格を喜べない雰囲気を僕が作ってしまっているのを全身で感知した。

 

気を使わせるのが申し訳なくて、全力で笑顔を作り、必死に空元気を出した。

 

正直これまでの人生で、その時の帰り道ほど気まずい時間はなかった(笑)

 

公立高校の前期日程でA高校に落ちた僕は、後期日程で桜塚高校を受験することに決めた。

 

そして入試に合格し、無事に桜塚高校に入学することができた。

 

いざ入学してみると、桜塚高校は僕がイメージしていた以上にすごく華やかで、沢山の友達に出会うことができた。

 

知人が1人もいない環境だったこともあり、中学校の頃とは違った自分を出していくこともできた。

 

つまり、桜塚高校で一辺の悔いがないほど最高に楽しい高校生活を送ることができた。

 

こうした経験から、「苦しみの先には大きな喜びが待っている」ということを身をもって感じることができた。

 

親との家族会議・高校受験の失敗といった苦しい壁を乗り越えた先に、想像もしていなかったくらいの最高に楽しいスクールライフが待っていた。

 

だから、それからは辛いこと・苦しいことがあっても、その先に想像以上の喜びがあると思って頑張ることができるようになった。

 

このブログを読んでくださっている皆さんの中にも、日常の生活の中で辛いこと・苦しいことにぶち当たっている方がいると思います。

 

そんなときにこそ、ぜひ「その苦しみの先には大きな喜びが待っている」と信じて、我慢強く乗り超えていってもらえたらなと思います。

 

必ず大きな喜びが待っています。

 

そう信じて一緒に頑張っていきましょう。

 

以上で、今回のブログを終えます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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